1986年アメリカのマイアミ医科大学疼痛センターの研究で、痛みを訴える患者の
85%は筋肉による『筋・筋膜症候群』であるとの結果が出ています。どういうこと
かと言うと、身体に発生する痛みの9割近くは筋肉に出来たしこり『トリガーポイント』
が活性化された為に起きた痛みであるということなのです。
しかし今現在、日本の病院では筋肉の検査をほとんどしておらず、問題視していません。
腰痛に代表される関節症などの痛みは、変形した骨の摩擦、または飛び出したり膨ら
んだ椎間板が神経を圧迫して起こる・・・とされています。
ところが、骨には神経が通っていないのです。骨が痛く感じるのは筋肉の付着部分の
痛み、つまり緊張して縮んでいる筋肉の端っこが痛むのです。
椎間板が飛び出したり膨らんで神経を圧迫しているから痛むかと言うと・・・
まったく腰痛の経験がない人の中にも画像で検査してみるとヘルニアが多い。
それとは逆に画像ではどこにも異常が見当たらないのに腰痛を訴える。
手術しても治らないことがある。ブロック注射が効かないことがある。
などの理由からヘルニアが痛みやしびれの本当の原因ではなくトリガーポイント
の痛みという説が有力なのです。
しかし・・・
安静にしているのもつらく、痛みが日増しに強くなるような腰痛は重大な疾患
ということも考えられますので直ちに病院で検査を受けることをお薦めします。
検査をして『椎間板ヘルニアです。』と言われたら喜んでいいのかもしれません。
なぜならそのほとんどが『筋・筋膜症候群』なのですから・・・。
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