腰痛を自分で治す・操体法その4

これはうつ伏せになっても大丈夫な方に
オススメの操法です。

かかとを外側に捻ると楽な場合の操法

動作痛の確認がすんだら、
うつ伏せになり顔は楽な方を向きます。
両手も楽にしてください。
おでこの下に持ってきても良いでしょう。

《 検査 》

うつ伏せの状態でつま先を立て、
かかとを外側に倒すのと
内側に倒すのとではどちらが楽ですか?
どちらの足でやってもかまいませんが、
内側と外側を試してみて
その差が大きい方の足を使ってやってみてください。

《 操体法の実践 》

外側に倒すのが楽な場合は、
上の写真のように反対の足をクロスさせ
倒れてくるかかとに抵抗をかけます。
同時に腰も捻れて気持ちいい感じがすると思います。
※ポイント: 腰を使って動くのがコツ。50%の力でやってみてください。
痛む場合はやめてください。
(上の写真は左足のかかとを内側に倒すと
腰に不快感がある場合の例で、
左足のかかとを楽な外側に倒して
右足で抵抗をかけているところです。)

かかとを内側に捻ると楽な場合の操法

反対に、内側に捻るのが楽な場合は
この写真のように抵抗をかけます。
反対の足で抵抗をかける代わりに
二つ折りにした座布団を使ってもOKです。
上の写真の場合なら
両足の間に二つ折りの座布団を起き
左のかかとを内側に回転させ
座布団を押しつぶすような要領です。
内側または外側に捻る、
どちらの場合も気持ち良さを充分に
味わってある程度満足したら終了です。

終わってもすぐには動かずに
余韻も充分に味わってください。
もう一度味わってみたい気持ち良さが
あるようならやってみましょう。
その後に動作痛の再確認をしてみましょう。



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