自分で腰痛を治すD骨盤の捻れ傾きの調整 |
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これは骨盤の歪み、捻じれと傾きを調整します。
まず、畳かカーペットの上にうつ伏せになります。
フカフカの布団の上ではうまく出来ません。フローリングの床の上も滑りすぎて抵抗に
ならないので畳か、じゅうたん、カーペットの上がいいでしょう。
うつ伏せになったら、顔は左を向いて、左膝を曲げ、膝頭を脇の下のほうへ近づける
ようにズルズルとゆっくり引き上げます。
無理せずに上がるところまで、自然に止まるところまででOKです。
このときの膝の上げづらさ、腰の感じを覚えておきましょう。
次に、顔は右を向き、右膝を曲げて、同じように脇の下へとズルズルゆっくり
引き上げます。早くやったり、途中で止まったからといって、
つま先で床を押してグイグイ上げるのはNG！
ゆっくりやって自然に止まるところでけっこうです。
さあ、左右差はありましたか？？？
どちらかが上げづらく感じたり、どちらかの膝を上げると腰に痛みや、違和感、
不快感を感じませんでしたか？
これは上げづらく感じたほう、上げると痛みや違和感を感じたほうの膝は上げずに
楽に上がるほう、痛みや違和感を感じないほうの膝を上げていきます。
ゆっくりやって自然に止まるところ、腰が気持ちよく感じるところで停めます。
このとき足は止まっているのですが筋肉は上げ続けるように力を入れておきます。
ゆっくりと五つぐらい数えて一気にグニャッと脱力しましょう。
一息ついてもう一回。これを３回ほど繰り返してください。
（脱力のあとはすぐに動かず一息つきましょう。５〜１０秒）
骨盤に歪みやネジレがあるひとはかなり気持ちいいと思います。
十分に気持ちよさを味わったら、痛かったほうの膝を上げてみてください。
さっきほど痛くなく上がり、違和感も、左右差もなくなっているのがおわかりでしょう。
さあ、@からDまで左右差のあるもの、気持ちよく感じるものを
やって腰の感じが変わったことにお気づきかと思いますが、
どれくらい楽になったのかもう一度、先に記録してある
動作痛の再評価をしてみましょう。
痛みが消えていたり、痛む範囲が狭くなっていたり、痛みのレベルが
下がっているのがおわかりいただけますか？
痛みは小さな歪みの集合体です。毎日少しずつ身体の声を聞きながら
操体法を続けてみてください。
これからもひとりで簡単に治せる方法を順次ご紹介していくつもりです。
そのためには皆さんのご意見・ご感想が励みになります。
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